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こっそーりとリレー小説です。裏もありますんでお気を付けあれ。
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 ヨッシーの報告に、マリオ達は直ぐに探偵事務所を飛び出した。
 そして、数分後、街の有様に全員が立ちすくんだ。
「くそ、街が……!」
 街の所々のビルが燃え、人々が逃げ惑っている光景が目に映る。



「あいつは見付かったか?」
 クラッシュのアジトにて、大きな影が、モニターからその街の様子を見ながら、背後へと語りかける。そこで現れたのは、赤い短髪で厭らしく笑っている、不気味な男だ。
「まーだ。だけど、ここいらにその気配を感じるんだよね」
「……他の世界と繋ぐ少女、神崎蓮。一刻も早く捕らえろ」
「言われなくても」
 更なる三日月型に脣と歯を描きながら、男はその場から瞬間移動の様に姿を消した。



「街を壊すのもそろそろ飽きて来ちゃったよぉー」
 カービィに似ている人物が、隣りのマリオに似た人物へと、退屈そうに話し掛ける。その者は両者共、血の様に真っ赤な瞳をしている。
「そうだなぁ。人を壊すなとは言われて無いし、今度は人を狙うか?」
「面白そー! やろやろー!」
「そうはさせるか!!」
 そこへ、スマッシュ探偵団か駆け付けた。
「この街をお前達の好きにはさせないぞ!」
「何だこいつら?」
「!? 僕そっくり…!?」
「えー! 僕ー!?」
 マリオやカービィ達は驚きを隠せなかった。自分と体形や容姿が全く同じな人物と、対面しているのだから。
 だが、マリオに似ている人物は、それどころでは無かった。
「!? あいつって……」
 その者は、その大きな影が狙っている少女、神崎蓮が目に入った。



 NEXT...
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「はじめまし…て……」
蓮が目を見開き、不安と怒りに瞳を揺らす。

「蓮…?」
ダークリンクが心配して蓮を見つめる。
当の相手は首を傾げるだけ。
何も疑いのないようなまなざしで蓮を見る。

しかし、沈黙は、

「お前……クラッシュのラフィットかああああああ!!」

彼女の葛藤により、破られた。

彼は、クラッシュ・それとラフィットの単語に過敏に反応する。
それからは、マリオの後ろに怯えて隠れてしまった。

マリオやリンク・ダークリンクにカービィ。
そこにいた皆が驚愕する。

「クラッシュ…?」

(ディバ…タブー…クラッシュ…ラフィット…。)

ダークリンクの頭の中で、意味の分からない言葉がぐるぐると回る。

だが、すぐにそれは打ち消された。

蓮が、ラフィットに向けて攻撃を仕掛け始めたのだ。


「やめろ!!蓮っ!!」
「離せ!こいつを倒さないと…僕の気がすまないんだ!!」

ダークリンクに押さえつけられる蓮。
怒りに身体が震えていた。

とそこに


ごちっ
「いった!?」

「はい、喧嘩しない。ラフィットは君のことは知らないみたいだしね?」

ニコ、と笑いながらリンクが自分の手を払う。
リンクの拳骨を食らった蓮は、それからラフィットを睨みつけるものの、静かになった。


「ところで…さっき言ってた、クラッシュとはなんだい?」

マリオが、苦笑を混ぜながら話しかけた。

しかし、二人は目を丸くして、目を伏せてそれ以来何も話さなくなってしまった。


「マリオ。
 クラッシュとは、マフィアのことだよ。」

「マフィア…?」

フォックスが、扉を開けて入ってくる。

「巷で、暴れまわってるやつらさ。」

そうフォックスが言った後、蓮がなにやらいいたげにしたが
口を噤んでしまった。


「…なるほど。検討が着いた。」

ボソ、とダークリンクが言う。

「知ってるのか?ダークリンク。」

マリオが尋ねた。

「ああ。おそらくそのボスらしき奴がタブーかディバ、だろうな。
 そこからラフィットが逃げてきた…。
 そして蓮がそいつらに追われて、空から落っこちてくる。

そうだろう?お二人さんよ。」

ダークリンクが二人を見つめる。

「うん……あってるよ。」
「所々は違うけど…あってる。」

二人も、ダークリンクの意見を認めた。

「なあ、そのクラッシュって…」

マリオが、再び質問をしようとしたとき

だあん!!

「大変ですマリオさん!!」

ヨッシーが大急ぎで入ってきた。

「どうした?ヨッシー…!」



「事件が起きたんです!!
それも、何かの大きな組織が関係する…!!」


「クラッシュ…!」

「あいつらか…!!」


―今、彼らの運命を決める幕が




あがった。

NEXT...
「ただいま」
 探偵事務所『smash』へ、漸くダークリンクは戻って来た。
「お帰りダークリンクー!」
 早速ピンク丸のカービィが、満面の笑顔でダークリンクに飛びつこうとした。しかしダークリンクは買い物袋で見事カービィをはたき落とした。
「ぶはっ!」
「お前、本当反省してるか?」
「してるよぉ……」
 ×型の絆創膏を頭に手で撫でるカービィは、彼を見上げながら頬を膨らませていた。
「ダークリンク、ちゃんと反省してたよ、昼食無しって言ったら、本当我慢してたんだから」
 リンクが現れ、ニコッと笑った。ダークリンクは彼のその笑みに何故か少し鳥肌を立たせるが、気にしないことにしようと決めた。
「……ん? この子だぁれ?」
 ダークリンクの後ろに立つ一人の少女に気付き、カービィは浮遊すると彼女の目の前まで近付く。
「あ、……私の名前は神崎蓮よ。宜しくね」
 蓮はカービィにニコッと微笑んだ。それを見たカービィも微笑み返し、
「僕はカービィ! 宜しくね!」
 そして二人で握手を交わした。
「おぉ帰って来たか、ダークリンク!」
 マリオが顔を出した。
「ああ。あ、後、この子は神崎蓮。空から降って来たんだ」
 ダークリンクが紹介すると、蓮は会釈した。そしてマリオも吊られて会釈を返した後、彼に見開き。
「は? 空から!? 何言ってんだ、ラ◯ュタじゃあるまいし」
「いや、本当に空から降って来たんだよ。嘘だと思うなら、見てみろ、これ」
 ダークリンクと蓮の頭部には見事なたんこぶが出来ていた。
「あらら本当だ。……まあ、ゆっくりしてってよ。蓮が何故そうなったのか、その話、ちょっと興味あるしな」
 マリオはクスッと笑って言った。それに蓮も微笑む。
「さ、上がってって下さい。探偵事務所『smash』へようこそ」
 リンクが蓮の背中を軽く押し、事務所の内部へ案内する。蓮も感謝して笑いかけた。
「誰かお客さん?」
 開かれたドアの向こうから一人の少年がひょこっと顔を出す。
「ああ、神崎蓮って言うんだ」
 マリオがその少年に話し、蓮に手を向ける。そして蓮も自ら紹介しようとした。
「はじめまし……て……」
 蓮は思わず見開いた。だが、相手は彼女が何者なのか分からず、首を傾げる。
 そう、その子こそが、クラッシュの一員、ラフィットだったのである。



 NEXT...
「ハァ……ハァ……!!!!」
バチャバチャと、水溜りに足を入れる音を立てて走る。
後ろからも、複数の足が、こちらに向かってきている。
(ま、まずい………!!!!)
少年は命の危機を感じる。
少年は走るに走り、路地裏の出口を出て、身を隠した—。
 
—一話:空と少女と少年と。—
 
「………」
昼から人気の無い、野原。
しかし、今日はその真ん中に立っている、黒ずくめの男。
リンクの影の勇者、ダークリンクである。
なぜ真ん中に立っているのかは、少しした理由があった—
 
『へ?醤油が無い?』
リンクが料理に欠かせない醤油が切れたといい始め、探しに行くダークリンク。
しかし、カービィ達が丁度醤油をいたずらしていたのを見て、とりあげようとしたのだが、中々話さないがため、脅しているところを丁度ネスに見られ、見事にリンクに怒られ、挙句の果てに、頭を冷やせと追い出されたのである。
 
「…あんなので怒らなくてもいいと思うんだがな…。」
ふぅ、とため息を付き
「…そろそろ、行くか。」
歩き出そうとした、その時だった。
空から何かが落ちる音がする。
それは、ダークリンクが身構えるよりも……
 
ガスッ
「ぶふっ!!」
 
ダークリンクの頭に直撃。
「ってぇ………なん…!?」
ダークリンクは、その頭に落ちてきたもの…いや、人を見た。
女の子だ。
女の子が何故、空から落ちてきた?
ありえん、ありえない。
そう頭の中で脳をフル回転させていると…。
 
「…ん……。」
 
もぞ、と起きてきた女の子。
その時、ばっちりとダークリンクと目が合う。
女の子は目を丸くし、服などのあたりを見る。
そしてその後、そいつは身構え始める。
 
「お、おい?」
「だっ、誰だ!?タブーやディバ達の味方!?」
「…誰だ、そいつ…。」
 
聞いたことのない人等の名前を口にしていく女の子。
武器がないのに身構えるとは。
ダークリンクは軽く微笑んだ後、こう言った。
 
「…探偵さ。」
「…た、探偵?」
女の子は首を傾げる。
「そ。とりあえず、名前教えろよ。」
ダークリンクはその疑問をスルーし、名前を問う。
「へ?あ、はい…。
神崎…神崎蓮です。」
あんなに警戒していたのに、名前をあっさり教えるとは。
「…とりあえず、着いて来い。」
「ま、待って!!」
女の子が静止を掛けた。
「あなたの、名前は?」
必死で口をうごかした、結果。
「…ダークリンクだ。」
「よ、よろしくお願いします!!」
名前を聞いた後、ペコ、と頭をさげて挨拶を交わす。
「…そして、何処に行くのですか?」
そして再び疑問を投げつける。
思わずダークリンクもクス、と笑ってしまった。
少しばかり笑った後、こう答えた。
 
「我がボスの居る、探偵事務所。
探偵「smash」の事務所さ。
ここいらじゃ有名なのに…お前、変わり者だな。」
「え、あ、ハイ…。」
 
蓮は、ダークリンクにひょこひょこ着いていく。
ダークリンクは、蓮が追いつけるように少し遅く走る。
 
しかし、その探偵事務所には
                 身もよらぬ少年がいるとは、思っても居なかった。
 
そう、彼女が言った、
            「ディバ」や「タブー」の、マフィア「クラッシュ」の少年が—。
 
NEXT....
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